ヒルナンデスでも紹介された新大久保のソベッチャ・カンジャンケジャン

食べ歩き

7月にヒルナンデスで紹介されて行きたかったお店、新大久保の「ソベッチャ・カンジャンケジャン」でカンジャンケジャンを食べたので、ご紹介します。

カンジャンケジャンとは、メスの生の渡りガニをニンニク・しょうがの入った醤油ベースのたれに漬けこんだ物で、韓国では1600年代以前から食べられていたと言われている伝統的なお料理です。
ごはんが進む事から「ご飯泥棒」とも言われたりしています。

韓国のカンジャンケジャン屋さんではトップレベルに人気のお店で、日本でも赤坂にある「プロカンジャンケジャン」のご長女のお店と言うのがこの「ソベッチャ・カンジャンケジャン」で、こちらのお店は韓国三大名店の1つで大人気店です。(ちなみに三大と言われている他の2店舗を知りたかったので検索しましたが、良くわかりませんでした。)
私も赤坂と韓国の「プロカンジャンケジャン」2店へ行った事がある程カンジャンケジャン好きです。

今回も「美味しいカンジャンケジャン屋さん」が新大久保にオープンしていると数か月前に知ってから行きたくてしょうがなかったです。

人気店と言う事で予約していましたが、お店の外観を見て初めて「プロカンジャンケジャン」ご長女のお店と知りました。

「プロカンジャンケジャン」は高級店なので行くのに少しためらいますが、このお店でしたらリーズナブルと好評なので予約時も安心でした。
随分前に藤原紀香さんが「プロカンジャンケジャン」を好きで通われているとテレビで観ました。

プロカンジャンケジャン」ご長女のお店、どんな感じかな?

ソベッチャ・カンジャンケジャンです。

「マンチョオヒャン チョッパル」と言う豚足を醤油ベースのたれで煮込んだお料理の人気店とのコラボ店です。
マンチョオヒャン チョッパルは韓国でミシュラン8年連続受賞のお店
ソベッチャ・カンジャンケジャンは韓国3大名店のお店
その2店のコラボとは、凄いお店です。

外にある看板です。

オープン時間、11時の予約で一番乗り!
店内は、こんな感じです。

少しずつ来店され、退店する頃には満席でした。

ランチに来ましたが、ランチメニューはこちらの3種と次の写真の1種、合計4種とドリンクのみの様です。
カンジャンケジャン&カンジャンセウのセット、税抜き2910円をオーダーしました。(税込3200円)

「※3名様以内でご来店の際は、同じメニューのご注文をお願いします。」との但し書きがありました。

テーブルに「カンジャンケジャンの食べ方」の説明が置いてありました。

ドリンクメニューです。

「チュモッパ」の食べ方の説明もありました。

バンチャン(日本で言う、おかずやお惣菜の意味で、韓国では一番最初にサービスの様に出され、店舗によっては無料でおかわり出来ます。)

マンドゥック(餃子スープ)

届いた状態は最終仕上げ前の状態で、コンロに火をつけて煮たら出来上がりですが、スタッフが火をつけて仕上がったら教えて下さるので、
「どれ位で仕上がり?」
などと何も心配ありません。待っているだけ。

仕上がりました。丸い餃子が韓国の餃子っぽくて韓国感が感じられます。

全く辛くない優しいお味のスープです。

小鉢に取り分けましたが、トック(韓国のお餅)も入っています。最初は白いスープですが・・・

キムチ味の餃子なのでトックを食べたら餃子の皮が破れたのか、辛いエキスが出てオレンジ色のスープになりました。

マイルドなスープがピリ辛の、これまた美味しい変化をしました。

上はケランチム、下はチュクミです。

ケランチムは日本で言う玉子焼きと茶わん蒸しの間の様なお料理です。味は優しい薄味で単体の味を楽しむと言うよりは、辛いのを食べた後お口をやわらげたりと箸休め的に食べています。(これは私の食べ方で、本場の方は、このお料理を単体で楽しんでいるかもしれません。)

チュクミはイイダコと野菜を炒めた辛いお料理です。少しイイダコが入っていましたが辛めの野菜炒めの様な感じで、専門店の「チュクミ」とはどこか少し違いました。でも美味しい野菜炒めが食べられた感じで、海鮮・スープなどと一緒にバランス良い食事になって良かったです。

チャプチェです。

チャプチェ好きの私には、セットで付いてくるのが嬉しいです。こちらはハーフサイズ位の量ですが、普通サイズをオーダーしたら1000~2000円位したりするので。

色々なお店のチャプチェを食べていますが、こちらのお店のお味はお肉少な目「さっぱりめ」でした。もちもちが良い食感です。

カンジャンケジャン&カンジャンセウが届きました!2人前です。

カンジャンセウとは、カンジャンケジャンと同じ醤油ベースのたれに生の海老を漬けた物です。

まずカンジャンセウを取り分けたら、メインのカンジャンケジャンのみとなりました。

カンジャンケジャンも取り分けて見ると・・・

甲羅の身体のかぶさっていた部分が外されてぶら下がっています。これが付いていると豪華に見えるかもしれませんが、少し宇宙人みたいで私はこわいです。なので出来るだけこの部分は見ないようにして食べ進める事にしました。

食べ方の説明通りにカンジャンケジャンの身やミソ、卵をはがす様にしてから「チュモッパ」を投入。

そして混ぜます。

とにかく濃厚で甘くてトロっとしているカンジャンケジャンの卵やミソに、刻みたくわんの食感ととびっこの楽しい食感に韓国のりが混ざって、最高に美味しいです。期待以上!
作り方の見本では「チュモッパ」を2個入れていましたが、私は1個にしてみたら、カンジャンケジャンを贅沢に感じられました。

カンジャンケジャンの肩、足です。

左手にビニール手袋をして右手はお箸。手袋している左手でつかみます。
オレンジ色が卵、隣のクリーム色がミソ、そして半透明の身をチューチューすすったり、噛んだりお箸でほじったりして食べましたが、とにかく濃厚でトロっとしています。
随分前に食べた「プロカンジャンケジャン」のお店の「カンジャンケジャン」より私好みです。あちらで甲羅に白飯と海苔を投入しましたが、チュモッパ投入の方が好みですし。

戻りますがチュモッパのご飯が届いた状態です。

これをビニール手袋した手で混ぜて小さく丸い形(ピンポン玉位)に仕上げます。

2人前で私の握り方では6個出来ました。

カンジャンセウを乗せたチュモッパです。

カンジャンセウ単体でも美味しかったですし、頭部分を吸うとミソが美味しかったです。
もう1尾を「チュモッパ」の上に乗せましたが、こちらもとろっとして甘く美味しかったです。
お口の中が凄く贅沢に感じました。

「プロカンジャンケジャン」の様な高級感はありませんが、カジュアル感が強く私には入りやすいお店で、とにかくカンジャンケジャンが美味しかったです。高級なメニューですがリーズナブルに食べられて、それも良かったです。
美味しくお腹いっぱいで、又行きたい良いお店をみつけました!

ソベッチャ・カンジャンケジャン
住所 東京都新宿区大久保1⁻15⁻11
TEL 050-1720-9537
営業時間 11:00~22:00

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