京都の老舗、京湯葉の千丸屋で、オープン時間に予約しないで食事をした様子をご紹介します。
今回の京都旅行メインは、南禅寺に行きました。
南禅寺と言えば「湯豆腐」が有名です。
少し大人に湯豆腐でも食べてみようかと、事前に色々調べました。
豆腐=低価格ですが、湯豆腐と言うと割烹など高級和食なイメージとなり、割烹=高価格となってきます。なので、割烹の部類なのかは分かりませんが、湯豆腐はコース料理だったりと少し高級だと捉えています。
こだわったお豆腐を使用したり、そもそも出汁からこだわり、色々良い食材や添え物も手が込んでいたりと、高価格なのも理解出来ます。
ですが、
「庶民に優しい美味しい湯豆腐屋さんは無いかな?」
「価格はリーズナブルでも、老舗だったり、お味は上級」
なんて難しい条件に当てはまりそうなお店を探しました。
以外にリーズナブルなお店があったり、高価だけれど老舗でとても上品に美味しそうだったりと、お店は沢山ありました。
その中で辿り着いたのが、「千丸屋」です。
湯豆腐屋さんを探しながらも千丸屋は湯葉鍋屋さんなので少し違いますが、千丸屋を発見してから、行きたくてしょうがなくなってしまったんです。
場所も
「南禅寺に行くから湯豆腐屋さん」
なんて初めは探したのに、近くない場所です。
「でも南禅寺は行くけれど、千丸屋も行きたい。もう近くなくても何でも良いので京都を楽しむ!」
と言う大きなくくりで、決定しました。
臨機応変にね♪
10:30オープンですが、10:31到着です。
予約無しで不安でしたが、お店の方に尋ねると空いていました。
「ラッキー!」
座席数は7テーブル位あり、2テーブル埋まっていただけ。
平日の10:30なので、ランチとしては早く、予約無しの私には良かったのかもしれません。
老舗感満載で風情を感じる店構えです。
こ~ゆうの好きです。
木のぬくもりが感じられる清潔な店内
乾燥湯葉の贈答用からお徳用まで、サイズ豊富に乾燥湯葉があり、生湯葉も販売されています。
座席は、最初からガスコンロがセッティングされています。
すぐに冷茶が運ばれましたが、ほうじ茶かな、とても美味しいです。
メニューは2種類。
人気の湯葉鍋 税込2400円
秋旬きのこと湯葉鍋 追い湯葉付き 税込3800円
同行者と2つのメニューを1つずつオーダーしました。
下が定番の湯葉鍋。上が秋旬きのこと湯葉鍋です。
この状態の写真では、区別がつかないですよね。
湯葉の炊き込みご飯、優しいお味で美味しいです。
白い小鉢には、昆布だし、木の器には昆布だし醤油が入っていて、テーブルにある黒七味と塩はお好みで使います。
2つのお鍋の違いが分かる様に真ん中を見えやすくしてみました。
ですが、普通の湯葉鍋にもきのこが入っているので、違いがわかりにくいです。
私の鍋に無さそうなきのこを、れんげに入れて分けて貰いました。
秋旬きのこの鍋には鶏つくねが入っていないので、私からは3つの鶏つくねのうち1つ譲りました。
付けて食べるスープは昆布出汁と、昆布だし醤油で、シンプルで美味しく、黒七味、塩を試しながら使いました。
ちゃんと質問しなかったので、2つのお鍋の違いがわかりにくかったです。
メニューの所に内容がきちんと書いてあったら良かったな。
無さそうなきのこを分けて貰ったけれど、そもそも定番の湯葉鍋のきのこと秋旬きのこの鍋の、きのこは種類の数や量が違ったの?
秋旬きのこの鍋に鶏つくねが無い事と、追い湯葉があり、ゆずも付くと言う違いはわかりました。
追い湯葉、ゆずの必要が無ければ、鶏つくねも入っていますし、定番の湯葉鍋が良いなと思いました。
追い湯葉です。
自分でひらっと入れるのも、ちょっと楽しかったです。
最後に豆乳が付きました。
メニューに無かったので席を立ってお会計に向かおうとしたら、豆乳が付くからと止められました。
メニューになかったので、わかりにくかったな。
お味は美味しかったです。
色々と、メニューに内容記載がないのでわかりにくかったのが、残念でした。
出来たら口頭でも良いので補足が欲しかったです。
冷茶が美味しく、無くなるとすぐに足して下さいました。
「美味しいお茶ですね。」
と伝えると
「宇治のほうじ茶なんです。」
と。
これで宇治のほうじ茶を購入したくなりました。
湯葉のお味は良く、いくつかの食感の湯葉が食べられお口が楽しく、お野菜、つくねも美味しかったです。
千丸屋
住所 京都府京都市中京区堺町通四条上ル八百屋町541
TEL 075-221-0555
営業時間 10:30~18:00(LO15:00 )LO後は物販のみです。
定休日 水曜日
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